こんにちはー。Takahashiです。
今日は無線LANについて話していきたいと思います。
私が情報処理の業界に入ったときは、コンピュータを繋げるのは有線でまだ10BASE-2や10BASE-5から10BASE-Tに変わった頃でした。
この頃って、通信速度が10Mbpsまでしか出なかったんですよ。今は10Gbps流せるのもありますね。(1万倍ですよ)
昔は、今と違って音声や画像をパソコンの中でやり取りすることはあまりなく(というか見たことなかったですね)、文字情報だけのやり取りだったので問題はありませんでした。
1995年ぐらいから、インターネットがメジャーになりだして画像や音声が送られてくるようになりました。
時代は移って、今は10BASE-Tから100BASE、1000BASEと規格もどんどん変わってきています。
今は、スマホの影響もあって、無線LANが主流になりつつあります。
ところでwifiと無線LANって厳密には違うって知っていましたか?
ざっくり言うと、無線LANの分野の中に、wifiがあるのです。
例に挙げたら、Bluetooth接続のキーボードやマウス、ヘッドセットは無線LANの中のBluetoothって規格に当てはまります。
wifiは802.11aや802.11acなどの、802.11xxといった、別規格になります。なので、iPhoneとかは機内モードの設定の下にwifiとBluetoothと別れてオンオフができますよね。
別規格だからこそ、お互いの電波干渉なんかも問題となってきています。
ここで出るのが、wifiの電波帯域。2.4GHz帯と5GHz帯。
これって、よくテレビでよく言われている、電話の4Gと5Gとは全く違います。
以前、友人に「家のインターネットが5Gに対応となった」と言われて「?」が浮かんだのを覚えています。電話のは英語で世代を表す「Generation」から取っています。
横道にそれましたが、この二つの帯域には特性があります。
(周波数帯域は本当はもっとあるのですが今日は省略します)
2.4GHzは電波はよく届きます。(802.11bなんかは本当によく届きます。)
でもコードレス電話やbluetoothといった他の無線LANと干渉して通信が不安定になることがあります。
5GHzの電波はその点、干渉することはあまり聞かないですね。但し、障害物(鉄骨入りの壁)なんかによって弱くなる性質があります。
なので、どちらの周波数帯域がいいとは言えません。
スピードは5Ghzの方が早いけど、障害物に弱く不安定になったりします。
逆に2.4GHzは障害物に強く、よく飛びますが、他の無線LANの影響で不安定になったりします。
ここで、よくアクセスポイントを追加して、やれば5Ghzで問題ないんじゃないか?って思われる方がいます。
アクセスポイントが多すぎると、ローミングの設定をしたときに、頻繁にアクセスポイントが切り替わって途切れるてことがあるので、ちゃんとコマンドかフリーのアプリで測ってから設定した方がよさそうです。
Windows10だと
netsh wlan show interface
コマンドで繋がっている無線の強度が分かるので調べてもいいでしょう。