こんにちはー。Takahashiです。
今日は、USB3.0の規格と電波ノイズについて話していきたいと思います。
規格について
今ではすっかり普及してしまっている、USBですが歴史はまだ浅く1998年に発表されたインターフェースです。
ユニバーサル・シリアル・バス(Universal Serial Bus)の略です。
違いは以下の通りです。
USB1.1 | 転送速度は最大12Mbps。
電流は500mA、電圧5V、電力2.5W |
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USB2.0 | 転送速度は最大480Mbps。コネクタの色は白または黒。
電流は500mA、電圧5V、電力2.5W |
USB3.1 Gen1 | 最大速度は最大5Gbps。コネクタの色は青。
電流は900mA、電圧5V、電力4.5W |
USB3.1 Gen2 | 最大速度は最大10Gbps。コネクタの色は青。
電流は900mA、電圧5V、電力4.5W |
各USBは完全互換しているので、そのまま使えますが、USB1.1や2.0のポートにUSB3.xの機器を接続しても、スピードは低い方になってしまいます。
電力について
結構、ノートパソコンに周辺機器をつないでいる人が、機器が不安定なのをメーカーのせいにしている人がいますが、電力が足りないパターンが結構あります。「電力サージがどうのうこうの」メッセージが出ていた方は注意してください。繋ぎ過ぎかマザーボードがおかしくなってきています。
あと、基本USBは電圧が5Vで覚えていて問題ないですが、「USB PD」(USB Power Delivery)という規格もあります。
これはUSBのコネクタ形状がType-Cと呼ばれるケーブルを使ったもので。これだと、電圧が20V、電流5A、電力100Wまで使えます。
ただ注意点としては、Type-Cケーブルで繋いだから必ずUSB PDが使える訳ではありません。
端子側に「雷のようなマーク、電池のマーク、コンセントのマーク」といったものが無いと使えません。
電波ノイズについて
USB3ですが、これって盛大に電波ノイズを出しています。
CPUメーカーさんのIntelさんもその点について触れていました。
厳密に言うと、2.4GHz帯と電波干渉を発生源の近くだと起こします。
これは、wifiもそうですし、Bluetoothもそうです。
実害としては、転送スピードが遅くなる、ペアリングやAPとの接続が切れる、スピーカーの音にノイズが混じるといったことがあります。
発生箇所はUSBの接続箇所2点。ケーブル自体になります。
つまりUSB全体になっちゃいます。
wifiなら、5GHz帯に変えるしかないですね。
ハードディスクとかの接続デバイスなら、シールド加工がされたケーブルに変えるのも手ですね。まあ手作りで、アルミ箔でぐるぐる巻きにしている人もいるようです。見た目は自己判断で。。。
Blutetoohは、発生源から1mぐらい離しておく位しかないですね。USBハブを使っているのなら、そこから離しておくぐらいですかね。
USBハブもピンキリですが、シールド加工がされていない安価なUSBハブを使っていると大きなハチの巣を抱えているようなものです。
簡単に抜き差しできて、ドライバも特にいらない場合が多いUSBですが、値段だけで見ていると痛い目に会うことが多いのでご注意を。
それでは今日はこれまで、また次回に。