こんにちはー。Takahashiです。
今日は最近ある、無線LAN(wifi)が繋がらなくなる件について話していきたいと思います。
みなさん、自宅にwifi環境ってありますか?
私の家にはインターネットの回線を引き込んで、そこからwifiルーター(AP(アクセスポイント))を置いて環境を作っています。
昔はPLC(パワー・ライン・コミュニケーション)を使って、有線でやっていたのですが、いまいち安定しないのと、速度が遅いのでwifiにしました。
PLCってのは、コンセントにつながっている電気配線を「LANケーブルの代わりに使っちゃおう」って発想のものです。
つまり、コンセントがあればLANケーブルを長く這わさなくても行けるものです。
ただ、配電盤が同一ラインに無いといけない。規格が海外製と日本製とが違う。規格によってかなりスピードに差がある(昔のは11Mbpsぐらい)。
といったことがあるので、普通の家庭であればwifiで事足りますね。
まあ、無線がうまく届かないうえに、中継用のアクセスポイントを置く電源や場所が無いといった場合には、「あっあったな」ぐらいのレベルでいいと思います。
話は少々ずれましたが、私みたいにパソコン関係の仕事をしていると、必ずネットワーク関連の設定はついて回ります。
LAN関連に疎いと、障害が発生した時に何処が悪いのかが分からなくなります。
今回あるのは、今まで問題なく接続できていたスマホが、APに接続できなくなったものです。
事象としては、iPhoneがOSアップデート後、APに接続できなくなりました。
結論からいうと、iOSを14にアップデートすると、wifi接続時のMACアドレスがランダムで変わってしまうのが原因です。
APにはセキュリティ対策として、ホワイトリスト方式で決められた端末のMACアドレスを登録していて、それ以外からは接続できないようにしていました。
昔はMACアドレス=世界に1つだけのアドレスって認識でよかったからです。
今はMACアドレスも変更できるようになっています。例えばP2VでサーバーをVmwareとかに移行した際には、MACアドレスが設定できるようになっています。
これは、LAN側に出すときはVmwareの仮想LANアダプタを通して出るので他には迷惑を掛けない為です。
APのセキュリティ対策でやっていたこれがあだとなりました。
iOSでMACアドレスのランダム化が有効になっています。
無効にするには
1.iOSの「設定」画面で「Wi-Fi」をタップします。
2.さらに接続している無線LANの「i」マークをタップします。
3.「プライベートアドレス」という項目が表示されます。
4.これをオフにすればランダム化の機能が無効になります。
まあ、時代の流れから言って、より高度な認証方式にした方がいいので、MACアドレスフィルタリングは古いのでやめようかと思います。
それではまた次回に。