こんにちはー。Takahashiです。
今日はMagic Software Japanさんから販売されている、ソフトMagic xpaについてお話したいと思います。
1.Magicとは
2.私との関係
3.現在では
1.Magicとは
Magicとは、もともとイスラエルで開発されているソースを記述しないタイプのRADツール(Rapid Application Development)です。
日本では昔はワコムさんが販売していましたが、dbMaigcV8の頃、Magic Software Japanさんが販売をするように変わりました。
ひと昔前は、超高速アプリケーション開発ツールっても呼ばれていますし、最近ではローコード開発ツールともいわれています。
ソースを記述しないというのは、CやVBみたいに呪文みたいなのを書かないことで、実際にはパラメーターを埋めていく形で開発していきます。
埋めたパラメーターの塊をMagicエンジンが解読してSQL文を発行して、データベースを操作したりするようです。
当時はパラメーターはというか処理のコマンドが12から13種類ぐらいしかなく非常にシンプルでした。
このあたりはAccessをやっている人にはとっつき易いかも知れません。
歴史は結構古く、現在パソコンがまだおもちゃと言われていた時代にオフコンからパソコンにシステムをリプレイスしてきた実績がありました。まあ、某大手国内メーカーと組んで販売しようとした時にひと悶着あったみたいで世間から離れてしまって、大昔の人に話したら「一世を風靡したあれね」と知っている人は知っているようです。
MS-DOS版の頃(dbMaicV4)は「デービーマジック」ってカタカナで表記されていたのを覚えています。この辺りは、世代を感じますね。
2.私との関係
私が社会人になったときはまだ、学校ではExcelではなくロータス123、Wordではなく一太郎って時代でコンピューター言語と言えばC言語かCOBOLでした。
はっきり言って、言語系は構文エラーを見つけるの苦手で、あまり得意では無かったですし、授業ではデータベースとの接続の話もなんも無かったので何の役に立つかあまり分かっていませんでした。
そのあたりは表計算ソフトの方が具体的でよかったですね。Vlookup関数なんかを覚えると、DBのリレーショナルの考えが分かり易かったですね。
まあタイミングが良かったですね。世に、Windows95が出回った頃で。
バイト先で触ったのソフトがdbMagicV7でした。
3.現在は
現在は、Magicは次のようにバージョンアップしています。簡単には以下の通りです。あくまで、私の主観が入っています。
dbMagic V7x | Windows 95に対応 |
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dbMagic V8x | インターネットリクエスタの実装 |
Magic eDeveloper V9x | ブラウザクライアントの実装 |
Magic eDeveloper V9.x Plus | 実質V9版のバグフィックス |
Magic V10x | 内部ロジックがイベント型へ変更。V10.4からRIAが実装 |
uniPaaS V1x | V10.4からの無償アップデート(日本のみ) |
uniPaaS V1x Plus | V1のバグフィックス(日本のみ) |
Magic xpa 2.x | 画面インターフェースのコンポーネントがMagic独自から.Netに変更 |
Magic xpa 3.x | RIAのモバイル対応(iOS,Android) |
Magic xpa 4.x | WebClientの実装 |
補足すると、V9の頃のブラウザクライアントは、マイクロソフト社があまりにインターネットエクスプローラーの仕様を変えるので、互換が取れなくて確かなくなったはずです。
代わりにRIA(リッチ・インターネット・アプリケーション)が実装されました。
V10の頃のRIAはJAVAベースですが、uniPaasでは.Netベースに変わっています。
最新のWebClientは、RIAとちょっと似ています。RIAはMagicエンジンのミニチュア版をダウンロードしてから実行されます。画面回りはMagicで作成され、バックグラウンドでMagicのサーバーエンジンが処理します。
WebClientはGoogleChromeがあれば、Angular、HTML5、CSSを使用して、画面回りを動かし、バックグラウンドでサーバー側が処理を行います。
長くありましたが今日はここまで。また次回に